ベリーの種類

ベリーの効能

信州大学の保井教授の発表(2008年4月21日信濃毎日新聞)によるとカシスから抽出したエキスがインフルエンザウィルスの赤血球への結合(感染)を防いでいるとのことです。カシスのアントシアニンではなく別の化合物である可能性が高いそうです。
ネット上ですが「エルダーベリーは流感ウイルスに対抗する強力物質を含んでおり、ウイルスが呼吸器官へ侵入するのを防ぐ機能があると考えられています。」という記述もあり、もともとヨーロッパで万病に効く薬として扱われていた経緯もあるので効果は考えられそうです。ポリフェノーの

ベリーの紹介

ブルーベリー

ツツジ科で品種を選べば北海道から九州と幅広く栽培されています。大きく分けて北がハイブッシュ系、南はラビットアイ系の品種が適しています。本園ではブルーレイ、スパルタン、チャンドラーなど北部ハイブッシュ系の品種です。花芽をつけて冬を越し、一つの花芽から十数個の花が咲き、実になっていきます。花の色は白が基本ですがピンク混じりもあります。実がまんべんなく色づいてから幾日か経った頃が食べ頃なのですがわかりにくく完熟手前で摘み取って酸味を感じることがままあります。実の大きさは品種や採れる時期によって小豆大から五百円玉大までいろいろです。本園のベリーの中で摘み取って生食出来る代表的なベリーです。実の乾燥を防ぐためにブルームという白っぽいものでまとってくると写真のようになります。7月頃に実がなります。

ハスカップ

スイカズラ科で北海道で有名です。本園では西洋ハスカップ、在来ハスカッップ両方あります。6月頃に実がなります。液果で皮が弱くつぶれて真っ赤に手が染まってしまうことがあります。酸味が強く生食にはあまり向きません。だからジャムにすると大変美味しくなります。赤実と黄実もありますが、酸味がなくほんのり甘い実です。皮が弱いので市場には冷凍実でしか流通していません。対で花が咲き実に成ることからになる事から花言葉で「愛の再来」「愛の契り」と言われています。2014年(テレビ東京番組にて)に、にしきのあきら氏とレッド吉田氏が3色のハスカップを混ぜてジュースにしたところ大変美味しかったという感想を述べられています。

カシス

薄く折り重なるような特徴のある樹皮を持ち、初夏に白い花をつける。果実ははじめは黄緑色だが熟すと青紫色になる。野生のものは酸味が強く甘みはほとんどなく、やせた土壌ではより酸味が強くなる。この実にはビタミンC、アントシアニン、カルシウムなどが豊富に含まれている。

ダミーバナー